「実家リノベって、揉めない?」
「名義はどうした?」
「義両親との距離感、しんどくない?」
実家リノベを考え始めると、出てくる不安はだいたいこの3つではないでしょうか。
じーちゃんわかります…!私も二世帯リノベするまでは、不安だらけでした。



はじめまして!
築30年の義実家をKULABOで二世帯リノベして、住んで3年経った「じーちゃん」です。
この記事では、切り出し方・名義・お金・距離感を、3年住んだ今の本音で全部お話しします。
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「義実家リノベ」を切り出すまで


私たち夫婦は、もともと注文住宅で家を建てるつもりでした。
共働きで「親に頼れる距離に住みたい」という想いから、夫の実家エリア(愛知)で土地探しをスタート。
でも、ここが大きな壁でした。
夫の実家まわりは都市部で、土地だけで億を超えるエリア。
かといって離れて土地を探すと、今度は実家から遠くなって近居の意味がなくなる。



共働きで子育てもしているから、親に頼れる距離って本当に大事なんですよね。
そんなとき、最初に話を出してくれたのは夫でした。
「最悪、実家を二世帯にする手もあるよ」
最初は「最悪」がつくくらい、本気度は低かったんです。
でも新築の現実と向き合うほど、リノベが現実的に思えてきて——最終的に背中を押したのは私の方。
「二世帯でもいいよ」と言った瞬間、家づくりが動き始めました。



嫁の立場でこれを言うのは勇気が要りました。
でも、踏み込んでよかったです◎
義両親への切り出し方|「夫から」がよかった
義両親へは、私からではなく夫から伝えてもらいました。
嫁が直接「リノベしたい」と言うより、息子の口から自然に出るほうが受け止めやすいと思ったからです。
順番はこう👇
夫 → 義母(「いいかもね」とわりと前向き)
義母 → 義父(……)



実は義父、最初はイヤそうだったみたいです…!
義両親は、片方が乗り気でも、もう片方が同じ温度とは限りません。
うちは義母が温度を上げてくれて、義父が時間をかけて納得していきました。
「即決で全員賛成」みたいなドラマ展開ではなかったんです。
- 嫁が直接より、夫経由のほうが角が立たない
- 片方が乗り気でも、もう片方の温度差を見落とさない
- 即決を期待せず、時間をあげる
名義はどうした?|建物の1〜2割を夫名義に


リノベ費用は全額うちが払いましたが、家は義父名義でした。
実はこのままだと、義父にお金をあげたことになって贈与税がかかってしまうんです。



これ、リノベを進める中で初めて知りました…!
そこで使ったのが「代物弁済(だいぶつべんさい)」という方法。
リノベ費用相当の建物の価値を夫がもらう形にして、「タダであげた」ではなく「等価で交換した」ことにし、
贈与税を回避する仕組みです。
結果、我が家の名義はこうなりました👇
- 建物 → 1〜2割が夫名義(残り8〜9割は義父名義のまま)
- 土地 → 義父名義のまま据え置き
土地をあえて義父名義で残したのは、将来の相続で「小規模宅地等の特例」を使うため。
二世帯住宅で同居していれば、土地の相続税評価が最大80%下がる制度です。



正直この設計は私たちには無理でした。
我が家の施工会社、KULABOが紹介してくれた司法書士さんが全部やってくれたんです。
なお、兄弟姉妹がいる方は、名義や費用負担を事前に共有しておくのがおすすめ。
うちは夫の弟に伝えるだけで済みましたが、将来の相続でモメないよう、できれば書面で残しておくと安心です。
実家リノベを考えるなら、
リノベ会社に「税まわりやローンについても相談できるか」を最初に聞いておくと安心ですよ。
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※税制は毎年変わります。最新情報は税理士または国税庁HPでご確認ください。
お金は全額うちが負担|「住まわしてもらう」と思えば軽くなる


リノベ費用は全額うちが出しました。義両親には1円も負担してもらっていません。
でも、不思議と負担には感じませんでした。
私たちのスタンスは「両親の家を二世帯にして、住まわしてもらう」
新築なら土地代だけで億超え。それがゼロで、しかも親に頼れる距離に住める。
お金を出してるのはこっちでも、得してるのもこっち。
そう思えると、お金まわりの気持ちがすごく軽くなります。



「全額出したのにお礼がない…」と感じ始めると関係は崩れます。
最初から見返りを求めない方が、うまくいきますよ◎


完全分離にしたら、ルールは要らなかった
二世帯で多くの人が悩むのが「距離感」。
「ご飯は一緒に食べる?」「連絡なしで上がっていい?」
——我が家の場合、こういう決め事は……



ほとんど決めていません◎
二世帯にすると決めたとき、私から義両親にお願いしたのはひとつだけ。
「絶対に完全分離型にしたい」でした。
義両親も「もちろんいいよ」と尊重してくれました。
ルールが要らなかったのは、ルールで距離を作る代わりに、間取りで物理的に分けたから。
玄関・キッチン・お風呂・トイレ、全部別。
生活空間が重ならないので、わざわざ決め事を作る必要がなかったんです。
- ルールで作る(部分共有型に多い)→ すり合わせ必須、変化に応じ再調整も
- 間取りで作る(完全分離型)→ ルールが少なく済む、コストはやや上がる
どちらが正解ではなく、自分たちが「どっちなら気楽か」を事前に話しておくのが大事だと思います。
義父との譲り合いのリアル


リノベを進める中で、義父からひとつだけ強い希望がありました。
「外観は変えたくない。
玄関ドアも、帰ってきたとき『あぁ家に帰ってきたな』って気持ちになるから、そのまま残したい」
この家をすごく気に入っている義父にとって、外観と玄関は“自分の家であるしるし”だったんですね。
一方で、我が家には事情がありました。
子世帯側に洗面とお風呂を増築する必要があったのですが、最初は2階のバルコニー部分に作ってもいいかなと思ったんです。
でも、それだと外観が変わってしまう。
そこで、増築場所を「庭」に変えました。
義父の「外観を変えたくない」を尊重して、増築する場所は考えました。



中はガラッと変えても、外と玄関を残すだけで、
義父にとってここは“自分の家”であり続けられるんですよね。
義実家リノベは、親世帯の「これだけは変えたくない」を尊重できるかが、けっこう大事だと感じています。


唯一残ってる不安|将来の子供部屋問題
ここまで順調に書いてきましたが、ひとつだけ、まだ解決しきれていない不安があります。
我が家は今、子世帯側が2LDK(主寝室+子供部屋1つ)。でも子供は2人、しかも男女。
将来は、子供部屋がもう一つ必要になります。
その時の計画は、リノベ段階で話してありました。
- 親世帯側の2階の寝室を、もう一つの子供部屋にさせてもらう
- 親世帯は1階だけで暮らす形に
義両親も「いいよ」と言ってくれました。
……ただ、最近、義母が友達に漏らしていたそうです。
「2階の寝室がなくなると、だいぶ狭くなっちゃうなぁ」と。



たぶん6〜7年後の話。
すんなり進むか、正直まだ不安です…!
ここで伝えたいのは——
「親がOKしてくれた」と「親が本音でいい」は、別物だということ。
これから義実家リノベを考える方は、家族構成の変化を見越して、
最初から無理のない間取りにしておくのがおすすめです。
後から再調整が必要な設計は、その時に揉める種が残ります。
(我が家はスペース的に無理だったので仕方なかったのですが…)
住んで3年、義実家リノベしてよかった瞬間


リノベして3年。よかったと一番感じるのは、やっぱり子育てまわりです。
✔朝、子供が起きたら親世帯側に直行。朝ごはんも食べさせてもらったり…
✔急な病院、急な打ち合わせ。「ちょっと見ててもらえますか」が秒で叶う
✔公園に一緒についてきてもらえる
✔夜、子供が寝たあと、夫婦二人で出かけられる



共働きで親に頼れる距離に住みたかった、あの最初の動機。
3年経った今、答え合わせができてる気がします☺️
それに、立地も最高でした。駅近で何でも揃うし、学校の環境もいい。
そして新築の半分くらいの予算で済んだから、その分を旅行や子供の習い事に回せる。
お金にも、時間にも、気持ちにも余裕ができた——
これが、義実家リノベを選んでよかったと思える理由です。



我が家の暮らしの様子は、Instagramでも発信しています◎
これから考えてる人へ|3つだけ伝えたいこと
最後に、3年住んだ私から、これだけは伝えておきたいことを3つ。
- 早め早めに動く。
二世帯は普通のリノベより打ち合わせも検討も時間がかかります。
我が家も打ち合わせは計28回。余裕を持って動くのが正解。 - 親の「絶対変えたくないもの」を最初に聞く。
義父の「外観・玄関ドア」のように、親世帯には譲れないものがあります。
先に聞いておくと、心が離れません。 - 家族構成の変化を見越して間取りを決める。
子供の成長、親の老い。
10年後を想像して、後から再調整しなくていい設計にしておく。



不安なこともあったけど、義実家リノベを選んで本当によかったです。
これから考える方の参考になればうれしいです◎
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我が家はKULABOにお願いして、司法書士まで紹介してもらって、名義のことまで全部安心して任せられました。
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愛知・岐阜・東京の方には、私もお願いしたKULABOもご紹介可能です。



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