
二世帯住宅を考えてるけど、どんな間取りがいいんだろう…?
お互いストレスなく暮らせるのは、どんな形なのかな?



わかります…!
私も、そこは本当に悩みました。



だからこそ、間取りはとことんこだわって考え抜きました!
はじめまして!
築30年の義実家を二世帯にリノベーションして、義両親と暮らしている「じーちゃん」です。
住み始めて4年。
義両親とも、お互いストレスなく暮らせています◎
今日は、我が家がストレスなく暮らせている間取りの理由をお伝えします!
玄関の入口をひとつしか作れなかった我が家が、どうやって分けたのかもお話ししますね。
\二世帯リノベが得意な会社、ご紹介します/
二世帯住宅は3タイプ|違いは「どこまで分けるか」


二世帯住宅の間取りは、大きく分けて3タイプあります。
ざっくり言うと、こんなイメージです。
・完全分離型 … 同じ建物の中に、家が2つある
・部分共有型 … 玄関やお風呂など、一部だけ一緒に使う
・完全同居型 … 寝る部屋以外は、ほとんど一緒
違いは、玄関・キッチンやお風呂・リビングを「分けるか、一緒に使うか」です。
| 完全分離型 | 部分共有型 | 完全同居型 | |
|---|---|---|---|
| 玄関 | 別々 | 一緒が多い | 一緒 |
| キッチン・お風呂 | 別々 | 一部だけ一緒 | 一緒 |
| リビング | 別々 | 家によって違う | 一緒 |



分けるほど、お互いに気をつかう場面は減ります。
我が家は完全分離なので、「お風呂は何時まで」みたいな決め事は、ほとんどしていません◎
どこまでルールが必要かは、家庭によって違います。
一緒に使う場所があるなら、住み始める前に話しておくと安心です。
義両親との距離感の作り方は、実家を二世帯リノベして3年|揉めない切り出し方・名義・距離感の話にくわしく書きました。
我が家が完全分離を選んだ理由


部分共有も完全同居も、候補には出ませんでした。
二世帯にするなら完全分離!
これは、最初から決めていました。
理由はシンプルで、私にとっては義両親だからです。
実の親ではないので、やっぱり気をつかいます。
もし共有型にしていたら、キッチンを使う時間、お風呂に入る順番、洗濯物を干す場所…。
このあたりで毎日気をつかって、ストレスになっていたと思います。
ただ、これは私の性格の話です。
共有型でうまくいっている家は、ここを話し合いとルールで解決しています。
間取りで距離を作るか、ルールで距離を作るか。
私は間取りの方を選んだ、というだけなんです。
この考えを伝えたら、義父も義母もOKしてくれました。



完全分離にした今は、キッチンを使う時間やお風呂の順番で、義両親に気をつかうことはまったくありません◎
我が家がストレスなく暮らせている、やってよかった間取り5つ


二世帯で暮らして4年。
同居ならではのストレスを全く感じずに暮らせているのは、「お互いに気をつかわない間取り」にしたからです。



この5つは、インスタのリールでも紹介しています!
たくさんの方に見ていただいた内容を、ブログではもう少しくわしくお話ししますね。
まずは前提として、我が家の分け方から。
我が家は、間口が狭くて、奥に長い家です。
この形を活かして、上下ではなく左右で分けました。
奥に長いからこそ、長い方向で半分にしても、両側にちゃんと部屋が取れたんです。
・手前が親世帯、奥が子世帯
・どちらの世帯にも、1階と2階がある
上下で分けると、上の階の足音が下に響きます。
左右なら壁をはさむだけなので、生活音も気配もほとんど気になりません。
ただ、上下がいいという人もいます。どちらがいいかは、家の形と好みによります。
①玄関は2つ|入口は同じでも、中に入ったら別
ここが、我が家で一番の工夫です!
最初は、玄関の入口も2つにしたかったんです。
完全に別々の家にしたかったので。
でも、家の形と広さでは、入口を2つ作れないことが分かりました。
義父の「外観と玄関ドアは変えたくない」という希望もありました。
そこで考えたのが、入口はひとつのまま、中で玄関を分ける形です。
- 外の扉を開けると、親世帯の玄関
- その奥にもう1枚扉があって、開けると子世帯の玄関
- 子世帯は毎日、親世帯の玄関を通って出入りする
一見「玄関共有」に見えますが、靴を脱ぐ場所は世帯ごとに分かれています。
完全分離と玄関共有の、ちょうど間くらいの形ですね。
中に入ったら別々なので、帰ってくるたびに「ただいまって言った方がいいかな…」と気をつかわなくていいんです。
結果的に、入口はひとつでよかった!
理由は、子どもたちです。
我が家の子どもたちは、自分で親世帯へ行き来しています。
朝は起きたら、そのまま親世帯へ。
上の子は、学校から帰ってきたあとも自分で遊びに行きます。
もし入口が2つだったら、これはできませんでした。
親世帯へ行くのに、一度外に出ないといけないからです。
外に出る分だけ危ないし、子どもが「行こう」と思うハードルも上がります。



今みたいに気軽に行き来できているのは、入口がひとつだからなんです。
玄関での気まずさも、特に感じていません◎
完全分離にしたいけど、玄関を2つ作れない…という家は多いと思います。
そんなときは、中で分けるという方法もありますよ!
②水回りは全部別
キッチン・お風呂・洗面も、それぞれの世帯にあります。
「まだお風呂使ってるかな?」
「早く洗濯物しまわなきゃ」
一緒に使っていると、こんな小さな気疲れが毎日積み重なります。
それを最初から作らないようにしました。
さらに、親世帯と子世帯の水回りは離れた場所にしています。LDKも別の場所です。
水回りを離すと配管は長くなりますが、音が伝わりません。
給湯器の音、洗濯機の脱水、夜中のトイレ…。
水回りの音は、壁1枚くらいでは消えないんです。
どこを優先して分けるか迷ったら、一番は水回り。
LDKが近いのはがまんできても、隣で夜中にお風呂を使われるのは気になりますよね。
③あえて廊下をつくる
突然義母が来ても、玄関からリビングが見えにくい間取りにしました。



おかげで「常に片付けておかなきゃ」がなくなりました!
④お風呂は一番奥
お風呂上がりに、裸で子どもを追いかけ回す…。
子育てしていると、あるあるですよね?(笑)
お風呂を玄関から離れた場所にしたので、裸を見られる心配もありません。
⑤お互いの寝室は一番遠く
親世帯と子世帯の寝室は、一番遠い場所にしました。
寝る時間が違っても、生活音を気にしにくくなります。
さらに、2階の廊下の真ん中、お互いの寝室のあいだに扉を付けて、音対策もしています。
実はこの間取り、KULABO(クラボ)の設計士さんからの提案なんです。
間口が狭くても左右で分ける形も、入口をひとつにして中で玄関を分ける形も、設計士さんが考えてくれました。



契約前から何度も描き直してくれて、これ以上いい間取りはない!って思うくらい気に入っています◎
\この間取りを考えた設計士さん、ご紹介できます/
我が家がお願いしたKULABOがどんな会社かは、下の記事にまとめています。


完全分離型のメリット・デメリット


玄関から生活空間まで、全部を世帯ごとに持つ形です。
分け方は2つあります。
・1階と2階で分ける「上下分離」
・左右で分ける「左右分離」(どちらの世帯にも1階と2階がある形)



我が家は左右分離です!
なぜ左右にしたのかは、上の「やってよかった間取り5つ」でお話ししています◎
完全分離型のメリット
①生活時間がずれても、気をつかわない
子どもが夜泣きしても、朝早く出かけても、夜遅く帰ってきても大丈夫。
別々の家に住んでいるのと同じなんです。
②友人を呼びやすい
一緒に使うスペースがないので、親世帯に気をつかわずに友人を呼べます。
③将来の使い道が広がる
片方の世帯が使わなくなったとき、その部分だけを貸す、という選択肢も取りやすくなります。
完全分離型のデメリット
①設備が2セット必要
キッチンもお風呂も洗面も、全部2つずつ。
設備の本体だけでなく、配管や電気の工事も2か所分かかります。
②部屋に使える広さが減る
玄関・廊下・階段も2セット要るので、その分、部屋に使える面積は減ります。
45坪あっても、45坪まるごと部屋にできるわけではないんです。
③光熱費の基本料金が2軒分
契約を分けると、基本料金も2軒分かかります。
④親世帯の変化に気づきにくい
毎日顔を合わせるわけではないので、体調を崩していても気づくのが遅れることがあります。
気になるときは、自分から声をかけにいくのが安心です。



ただ、我が家の場合は、ここはそこまで感じていません◎
子どもたちが毎日親世帯へ行き来しているので、様子は自然と分かります。
部分共有型のメリット・デメリット|玄関を共有するかが最初の分かれ目


同じ「部分共有」でも、どこを一緒に使うかで、暮らしはまったく変わります。
- 玄関だけ共有(完全分離に近い)
- 玄関とお風呂を共有
- 玄関・お風呂・リビングまで共有(同居に近い)
この中で一番迷いやすいのが、玄関です。



実は我が家も、玄関の入口はひとつなんです!
でも、中でもう一度分けています。
くわしくは、上の「やってよかった間取り5つ」の①で紹介しています◎
玄関を共有するメリット
①部屋を広く取れる
玄関って、土間や上がり框、靴の収納で、思っている以上に場所をとるんです。
ひとつにすれば、その分を部屋や収納に回せます。
②宅配や来客をお願いできる
日中に親世帯がいるなら、留守中の荷物の受け取りを頼めます。
玄関を共有するデメリット
①出かける時間・帰る時間が毎日わかる
隠すことがなくても、毎日見られているように感じる人もいます。
②お客さんが必ず親世帯の前を通る
友人を呼ぶときに、ここが気になるかどうかで向き・不向きが分かれます。
③靴・傘・自転車の置き場で揉めやすい
場所の取り合いが一番はっきり出るのが、玄関なんです。
完全同居型のメリット・デメリット


寝る部屋だけを分けて、それ以外は一緒に使う形です。
完全同居型のメリット
①費用が一番おさえられる
設備を増やさないので、水回りの工事が最小限で済みます。
②家事や子育てを分担しやすい
同じキッチンを使うので、「夕飯を作っておいてもらう」みたいなことも自然にできます。
③親世帯の変化に、その日のうちに気づける
毎日同じ空間で過ごすので、「今日は元気がないな」「体調が悪そうだな」といった様子にすぐ気づけます。
完全同居型のデメリット
①生活時間のずれが、そのまま負担になる
ごはんの時間、お風呂の順番、テレビの音…。
毎日の小さなずれが、少しずつ積み重なります。
②あとから分けるのが一番大変
キッチンやお風呂を増やすことになるので、配管から引き直す大きな工事になります。
費用と広さは「設備の数」で決まる


二世帯住宅の費用が変わるのは、次の3つが増えるからです。
- 設備の本体(キッチン・ユニットバス・洗面台・トイレ)
- そこへ引く工事(給水・排水・給湯・電気)
- それを置く面積(水回りが増えれば、その分の床が要る)
この中で一番大きいのは、2の工事なんです。
設備の本体は、カタログを見れば値段が分かります。
でも配管を新しく通す工事は、家のつくりによって変わります。
今の配管から遠い場所に水回りをつくるほど、工事は大がかりになります。



我が家は完全分離なので、キッチンが2つ、洗面とお風呂が2つ、トイレはなんと3つ!
この数だけ、本体も工事も増えました。
我が家の見積もりは、費用の記事で全部公開しています!
何にいくらかかったのか、気になる方はぜひ見てみてください。


\予算の相談からでも大丈夫です/
タイプを決める前に確認したい6つのこと


間取りのタイプは、好みだけでは決められません。
家のつくりによって、選べるタイプが先にしぼられるんです。
決める前に、この6つを確認してみてください。
①上下で分ける?左右で分ける?
左右で分けると、上の階の足音や気配が気になりません。
ただ、上下がいいという人もいます。
ポイントは、半分にしたときに、それぞれの側で暮らせる広さが残るかどうか。
家の形で変わるところなので、両方の案を出してもらってください!
②今の配管は、どこを通っている?
水回りを増やす場所は、今の配管からの距離で工事の量が変わります。
図面が残っていれば、最初の打ち合わせに持っていくのがおすすめです。
③外観や玄関ドアを、変えてもいいと言われている?
長く住んだ家ほど、親世帯にはここに強い希望があることが多いです。
先に聞いておくと、間取りの考え方が変わります。
④子どもは、親世帯へ行き来する?
完全に分けると、親世帯へ行くのに一度外へ出ることになります。
小さい子どもがいる家では、ここが毎日効いてきます。
行き来させたいなら、中でつながる扉を1枚残せないか聞いてみてください。
⑤20年後、この家に何人住んでいる?
子どもが独立したあと、親世帯の部屋が空いたあと…。
今の人数だけで部屋を分けると、10年で足りなくなることもあります。
⑥「分けたい」と思っているのは、どちらの世帯?
片方だけが分けたいと思っているなら、タイプを決める前に、まずその話をしてみてください。
切り出し方は実家を二世帯リノベして3年|揉めない切り出し方・名義・距離感の話に書いています。
\二世帯の実績が多い会社、ご紹介します/
まとめ|間取りは「家のつくり」と「気のつかい方」で決まる


3タイプの違いは、どこまで分けるかです。
分けるほど気はつかわなくて済みますが、その分の費用と広さが必要になります。
ただ、どのタイプを選べるかは、家の形でだいぶしぼられます。
家の形と、今の配管がどこを通っているか。
まずはこの2つを見て、そのうえで好みで決めてみてください。
希望どおりの形にならなくても、別の分け方はあります。
我が家も玄関の入口を2つ作れませんでしたが、中で分けることで解決できました。
「できない」と言われても、そこで諦めずに、別の案を出してもらってくださいね。
我が家は完全分離にしました。
義両親に気をつかわずに暮らしたかったからです。
4年住んで、この選び方は間違っていなかったと思っています。
\二世帯リノベに強い会社、ご紹介できます/
愛知・岐阜・東京の方には、我が家がお願いしたKULABOもご紹介できます。
紹介の特典や注意点は、下の記事にまとめています。


住んでみて今どうなっているかは、後悔記事にまとめました。
分けてよかったことも、分けたことで残った課題も、そのまま書いています。


よくあるご質問




